乳がんであることを我が子に伝えたときのこと

こんにちは!乳がん治療中のみーぽんです!

乳がんになり、病人となりましたが、2児の母であることは変わらない。

子どもたちにも協力してもらって乗り越えていかないといけないから、どうやって伝えようか考えました。

子どもは、癌ときいてもわかりません。乳がんなんて聞いたことない子の方がほとんどかと。我が子も、はじめはキョトンとしていましたし。

今回は、その我が子に伝えたときのことを書きますね。

一緒に乗り越えたい気持ちを伝える

子どもには治療が始まる前の週に伝えました。それまでは、いつも通りの元気なお母さんでいました!

夕食を終えてみんなでリラックスしているときに、お父さんとお母さんから大事なお話するね、と切り出して…

「お母さんは、乳がんという病気になってん。来週から治療をするから、しんどい日があって寝たままの日もあると思うからお手伝いしてほしいねん。」と。

髪の毛が抜けてしまうこと、なかなかお出かけができなくなってしまうこと、入院のとき以外はお家に居るから安心するように、ということも伝えました。

そして、一番たいせつなこと。それは「ちゃんと治るから、大丈夫やで!」という言葉。

正直、今後どうなるかなんてわからないけれど、お母さんが不安を感じていると子どもの不安になるし、主治医からも言われている言葉なので、これは絶対に伝えておくべき言葉かと思う。本当は、「大丈夫やで!」のあと、知らんけど!と付けたいところやけど…(笑)

そしてそして、「お母さんがんばるから!よろくね!」と言って二人をギューって抱きしめました。

上の子はなんとなく理解して涙ぐんでいましたが、下の子は雰囲気に飲み込まれて泣いている、という感じでした。

子どもに精神的負担をかけることはわかっているけれど、本当に病気のことを理解できるのはもっとあとのことになるけれど、一緒に乗り越えてほしい。

癌じゃなくて「ぽん」

それから…

「乳がんって、なんかいいイメージが無いから、家では乳ぽんって呼ぶからね~!」

ここで我が子の緊張は溶けて少し笑顔が戻りました。

音の違いだけで、病気の印象も重さも変わってしまう不思議さ。

この癌を「ぽん」と呼ぶのは、ある書籍に書いてあったことで、採用させてもらいました!

三谷幸喜さんの書籍「ボクもたまにはがんになる」の最後に、癌になったことを「ぽんになった」と言えば印象が変わることが書いてあって、これだ!!って思いました(笑)

いま2人の子どもは、坊主頭でむくみ気味の母親の見た目にも慣れて、いろいろお手伝いしてくれています。(めっちゃ嫌々やけど…)

ってことで、私みーぽんの「ぽん」は「乳ぽん」のぽんだったのでした!ぽんぽんぽん!

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