こんにちは！乳がん（ステージⅡB）治療中のみーぽんです！
今回は、私が1回目の抗がん剤治療を始める前に、
体の自由がきくうちに、気兼ねなく行動できるうちに、できることをやっておこう！と思ってやったことを書きますね。
子どもとお出かけ
抗がん剤は白血球の数値を下げてしまいます。ということは、免疫力が低下するので、気軽に人混みに出るということがしづらくなります。また、ジーラスタという白血球の数値を上げるための注射を打つのですが、この注射を打つと、体の節々が疼き始めて体が重く感じたり思うように動かせなくなります。
私は、子どもが行きたがっていたキッザニアや、公園に一緒に行きました。キッザニアは親も子どものためにかなり頭を使ってお仕事の予約を取ったり、子どものお仕事中の待ち時間を立って待ったりするので体力もいります(笑)元気なうちに行けてよかったです！
1人の時間を作る
治療が始まると、人混みの電車に乗って感染症にならないかなとか、ウィッグってバレないかな⁉とか気になります。そんなことが気にならない状態で過ごせる間に、人が多い百貨店の地下でウロウロしたり、昔よく行っていた地下街で服やアクセサリーを見たり、行きたかったカフェに行ったりして、1人でのんびり過ごしました。買い物の重さも気にせずにお買い物もしてきました！（手術をすると重いものが持てなくなるので…）
そういえば…私はこのころ、砂糖・乳製品・小麦を完全にやめていたので…デパ地下で「買えるものが無い…」と驚愕しました。乳がんになる前なら、欲しいスイーツに迷いまくって困るくらいだったのに！そして、百貨店ならこの３つが入っていないものもあるだろうと期待して行ったのですが、何もなくて、すべてが敵のように見えてきて、デパ地下でひとり静かに涙を流していました。（大げさだと思われるかもしれませんが、本当に泣きました(笑)）
歯の治療
抗がん剤の治療中、副作用がきついときはよく歯を食いしばっていました。口内炎もできたので、口内環境はいい状態ではなくなります。意外に後回しになりがちな口内環境ですが、もし虫歯や気になることがあれば、本格的な治療が始まる前に処置を済ませておくと後々楽だと思います。私は、たまたま乳がん治療の前に虫歯治療が終わっていたので、あえては通いませんでした。ただ、その時にマウスピースを進められていたのに断ったことが心残りです。抗がん剤の副作用で奥歯を食いしばったり、就寝中の歯ぎしりが増えて、歯が結構すり減りました。。。トホホ。。。
遠方の親族に会いに
私の祖父母は90代で、有難いことに健在ですが少し認知も入っているため、私の病気のことは伝えていません。髪が抜けてしまうと会いに行きづらくなりますし、弱っている姿も見せたくありませんでした。。。
しばらく会えないことを覚悟して、私の元気な姿を見せに子どもを連れて会いにいきました。
できなかったこともあった…
これから治療が始まるということで、こんな私にも誰かの役に立てることはないか…と考えて調べてみましたが、できないことがありました。
それは、献血とヘアドネーションです。
献血の説明書きに、悪性腫瘍の方はダメと書いてありました。。。まさかこんなところで自分の病気が足かせになるとは思ってもいなくて、とてもショックでした。
そして、抗がん剤の副作用で毛が抜けてしまうので、どうせ抜けるならヘアドネーションをしようと思ったのですが、残念！私の髪は頑張っても２０cm程しかなく、ヘアドネーションには髪の長さが３０cm以上必要なのでした。
しょんぼりしつつも、仕方がないな…と自分に言い聞かせて、治療の日を迎えました。
卵子凍結
私は主人と相談してやりませんでしたが、未婚の方や、ご家族を増やしたいと思っておられる方にはとても大切なことです。
抗がん剤治療が始まると、生理が止まってしまいます。そして、そのまま生理が来なくなる方もおられるそう。
またホルモン治療を行う場合も生理を止めますし、止める前でも治療が始まってしまうと健常な卵子が作られなくなります。
まだ今後の家族計画を迷っている方は、体が元気になったときのために先に主治医に伝えておくことはとても大切です!!!
（乳がんになったことだけでもショックなのに、この短時間で今後の家族のことも考えなくてはいけないことが、私は正直ショックでもありました。。。）
治療は、言われるがままに進んでいきます。どうしても、乳がんとわかったあとはボーっとしてしまいがちですが、少し治療の日を遅らせてもらってでも、譲れないものがあれば優先してくださいね！！！家族は心配していましたが、主治医の了承のもと私は自分の時間を持つために治療日を1週間遅らせてもらいました。
それでは、また！ぽんぽんぽん！
