乳がんになったことを「周りの人に伝えるとき」に大切なこと

こんにちは!乳がん(ステージⅡB)治療中のみーぽんです!

乳がんになって一番ショックなのは本人ですが、ひとりの力ではどうにもこうにも乗り越えるのは大変なので、周りのサポートが大切になってきます。

サポートしてもらうためには、まずは、周りの人に乳がんであることを伝えなければなりません。。。

私は最初、相手に話しているうちに勝手に涙が出てきて、うまく話せないこともありました。

今回は、私が感じた周りの人に伝えるときに大切なことをかきますね。

(ここでの周りの人とは、生活を共にしていない親族やママ友などをさしています。病院へ付き添ってもらったり、検査などで早急に子守りをしてもらわないといけない場合は、今回書く内容は参考にならないかもしれませんが、その場合は相手にマメに連絡をいれてあげると安心してもらえると思います。)

自分の状態を理解した上で伝える

伝えられた方は、とにかく驚くと思います!そして、より近しい存在であればあるほど、こちらの状態が心配になります。(おそらく質問攻めになると思います。)

こちらが自分の状況をわかっていない状態で伝えてしまうと、より相手を不安にさせてしまいます。そうなると、こうした方がいいんぢゃないの?とか、こうしないといけないんぢゃない?とアドバイスがより多くなってしまい、それが逆にこちらの混乱や焦りに繋がってしまうこともあるんです。。。過度な不安は癌細胞には禁物なので、こちらが冷静でいれることが大事

助けてもらいたい人や知っていてもらいたい人には、自分の言葉で、いま分かっている範囲の状況(ステージや治療内容や手術のことなど)を伝えてあげる方が良いと思います。(流れで話すことになった場合は、こちらが話したい内容だけで大丈夫かとおもいます)

治療方針をある程度決めてから伝える

私は、標準治療と自由診療を並行して行うことにしていたので、それを親族に伝えました(抗がん剤治療を受けることに納得し、自由診療で補助的な治療をする、そして日々の生活で体を大切にする、ということ)。

ある程度の治療方針を決めた上で、自分はこうしたいと伝えておくことで、寄り添ってくれると思います。

まだ治療に関して悩んでいる場合でも、何を悩んでいるかを伝えておくことで、それに合った情報を持ってきてくれるかもしれません。(もし、自分が決めた治療に関して批判的な意見が返ってきそうな場合はどこまで伝えるかお任せしますが、いづれにせよ心配してもらっていることには変わりはないと思います。)

本当にしてほしいこと伝える

乳がん(ステージⅡB,ルミナルB,ホルモン受容体陽性)の治療は、基本的に通院です。摘出手術の入院は1週間程度でした。手術の入院時以外の治療は、日常生活ができる範囲でしていきます。日常生活で自分でできることも少なくはありませんし、元気な日はわりとなんでもできます!

すべて誰かにお願いしないと生活できないというわけではないし、治療の副作用がどれだけ出るかもわからないので、自分にはできなさそうだなーと感じたときに、その都度周りにお願いしたらいいと思います。

私は、子どもの習い事の送迎や通院時の子守り、重いものの買い出しなどを親やママ友にお願いしていました。

「ごめん!自分でも体調がどうなるかわからないから、直前にお願いさせてほしい!」と伝えていましたよ。

みーぽん
みーぽん

こんなことお願いしたら相手が困るんぢゃないか…とか、

直前に言うなんて失礼なんぢゃないか…とか考えてはダメです!

そんな風に考えて生きてきたから、乳がんになったんです!(←言い過ぎ??)

今は、自分の体のことを考えるのが一番大切な時なので、

痛かったら痛い!辛かったら辛い!助けてほしかったら助けて~!と言っていいんです。

なんだったら、しんどくなくても面倒だったらしんどいフリをしてもいい時なんです!

もし、お願いできる人が近くにいない場合は、自治体に相談してみるのも手だと思います(産後ケアのような家事サポートサービスをしているところが多いと思います)。

伝えてみてわかったこと

私は、「乳がんになったことよりも、大切な人に乳がんであることを伝えることの方が辛くてストレス」だということに気づきました。

相手を、何かしてあげたいけど何もできない状態でもどかしい気持ちにさせてしまうのがわかるからです。伝えなくて済むならシレっと治療を終わらせてしまいたかったですが、髪が抜けて外出も控えるようになれば、自然と不思議に思われてしまいます。それも今となっては、考えすぎだったな…というかそこまで考える必要あったかな…と感じるようになっています。

何度も自分の言葉で話すと、自然と涙も出てこなくなって、自分のことも客観的に見れるようになってきます。

あと、伝えたときに初めて、相手の親族や知り合いが乳がんや癌経験者であることを知ることが多かったです。あえては話さないことでもあるので、伝えたこちらが驚くこともあります(笑)

お互いが前向きになれるフレーズ!

伝える相手によっては、どう返事を返してよいか戸惑う人もいると思うので、そういう時に使うといいフレーズがあります!

「治療頑張るから、応援してね!」

お気遣いなく…とも言いにくい状況だけど、助けてください…というほどの重さもなく、

応援してね!は、とっても使いやすいです!(笑)

なんやかんやで、ひとりで頑張ろうとせずに周りにたよって生きていっていいんやでぇ、と感じさせてくれたのも皮肉にも乳がんでした

それでは、また!ぽんぽんぽん!

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