抗がん剤治療を受けることにした理由

こんにちは!みーぽんです!

乳がんと診断されてから、抗がん剤を打つまでの1か月、とても悩んでいたことがありました。(年末年始を挟んでいて治療室の予約もなかなか取れなかったので1か月待ちました。)

それは「抗がん剤を打つべきかどうか」ということです。

抗がん剤を恐れる理由

抗がん剤は癌細胞を小さくはするが消すことはできない、抗がん剤は固形癌(小児癌や悪性リンパ腫以外の癌)には効かない、製薬会社の利益のために抗がん剤を打たされている、抗がん剤で正常な細胞まで攻撃されて衰弱する一方だ、といったことが書かれている書籍があります。

このまま主治医の言うままに進めていってもよいのだろうか…という不安があります。

そして、一度抗がん剤治療を始めてしまうと、後戻りはできなくなるという、漠然とした恐怖があります。

抗がん剤の副作用が辛いときくので、穏やかに生活していけるのか不安があります。

抗がん剤を使わないとどうなる?

悩んでいる間も、左胸のしこりは大きくなっていてチクチクずきずき痛む機会も増えました。

このまま抗がん剤を打たずにいたら、どうなるんやろう?

主治医からは「このまま癌細胞が成長して胸の皮膚を突き破って出血して、生活の質が下がるよ。」と言われました。

おお…実に痛そうだ。。。

しかも私の場合は、脇のリンパと鎖骨の下あたりにまで癌がすでに侵食しているので、他臓器へも転移してしまう可能性は高いそう。体中を癌細胞が埋め尽くして、皮膚から飛び出てきて、臓器を圧迫して息ができなくなったり体が動かせなくなるのか…うーん…

そして、抗がん剤治療を受けることにした

確かに、自由診療の治療もたくさんある。自分の細胞を使って行う免疫療法や、食事療法など、抗がん剤を使わない方法もたくさんある。しかし…自費のためとてつもなく高額だったり、私のように進行が早い癌に対しての即効性があるものを急いで探さなければならない。

私の周りには、大切な家族が居る。

まだ母親を必要としている子供が二人いる。

乳がんの場合、他の癌と比べると10年生存率はとても高い。そして事実、抗がん剤を打って、今普通に生活している人はたくさんいる。

80歳90歳で体力も弱まっている時に乳がんになっていたら、抗がん剤を打つべきかどうか悩む意味はあるのかもしれないが、30代で回復も早いだろうし、悩むべきところでは無いんぢゃない?という結論に行きつきました。

そして、自分に問うてみた。

・抗がん剤で髪が抜けるのが嫌か?→いいや、全然。むしろこの剛毛で天然パーマの髪質が変わることを期待したい!

・乳房全摘が嫌か?→いいや、全然。主治医にも脂肪が無いと言われたくらい、胸は無いに等しいからあまり変わらないだろう!

・抗がん剤によって体が衰弱し死ぬかもしれないことが怖いか?→うーん、ちょっと。。。でも、みんな乗り越えて元気な人が多いぞ!

よし!うけませう!

ただし、条件がある(これがとても大事!)

抗がん剤だけの治療は、体への負担が大きいのはわかっていました。なので、自分でできることも同時に頑張っていくことにしました。

・できる範囲の自由診療の治療も並行して行うこと(そう!セカンドオピニオンで全否定された、高濃度ビタミンC点滴ですよ!(笑))

生活習慣を改めること(特に食べ物と睡眠)!

運動をして筋肉を落とさないこと!(あと、運動したとき出る物質が抗がん効果があるそう!)

私の場合は、こんな流れで抗がん剤を受けることにしました。

主人は、治る可能性が大いにある病気なのに、なぜそれをしない(抗がん剤を受けない)選択肢を挙げようとするのかと不思議がっていました。

乳がんになって、こうやってひとつひとつ悩んで、主人とも将来について話をする時間も多くなりました。

それではまた!ぽぽんぽん!!!

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